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特別企画−倉敷ガラス50周年記念展− 平成26年6月6日(金)〜11月30日(日) |
このたび当館にて、特別企画−倉敷ガラス50周年記念展−を開催いたします。 「倉敷ガラス」とは、小谷眞三さん栄次さん親子の作られる口吹ガラス製品の総称です。産みの親である眞三さんは、それまで複数名で共同作業により制作されるのが一般的であった吹きガラスの仕事を、ご自分の工房において1人で制作するという形式を、倉敷で確立されました。日本のスタジオ・グラスの流れにおいて先駆け的存在です。 元は水島でクリスマスツリーのガラス玉を吹いておられた眞三さんですが、コップの制作にあたり外村吉之介初代館長の指導を仰ぎ、繰り返し教えられた「健康で無駄がなく真面目でいばらない」という言葉を教訓に制作に励んでおられます。このような仕事は長男である栄次さんに受け継がれ、倉敷ガラスのよき教えを守り、誠実な仕事を続けられており、現在に至ります。 本展では倉敷ガラス50周年を記念し、初期から現在までの倉敷ガラスを約200点展示します。 同時にスペインの水差やイギリスのビール瓶、エジプトの壷やオーストリアの彩絵酒瓶など、館所蔵の古今東西のガラス器も約150点展示します。親しみ深い潤いを持つ倉敷ガラスと、涼やかで楽しい世界各地のガラスを併せてお楽しみ下さい。 |
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