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企画展「李朝名品展」−帰ってきた虎− 平成26年12月5日(金)〜平成27年3月29日(日) |
企画展「李朝名品展」−帰ってきた虎−では、2005年にソウル歴史博物館(韓国)で貸出展示され、その後約5年間の修復期間を経て蘇った民画 四瞳猛虎鵲図をご覧頂きます。
【※展示期間は平成27年1月2日(金)から1月25日(日)まで】 その他には当館所蔵の民画、屏風、陶磁器、木工品、石工品、金工品など、李朝工芸品を中心に展示します。 14世紀末の建国から1910年の日韓合併までの約500年間の韓国は李氏朝鮮時代と呼ばれ、それまでの仏教が排され儒教が社会の中心原理となった時代です。儒教は政治制度に用いられたばかりでなく、民間でもひろく学問が尊ばれ、生活の知恵としておおいに展開しました。民衆の身辺をかざった絵画すなわち民画に儒教の理念を主題にしたものが多いのは、このような事情によるものです。李氏朝鮮時代の韓国の民画は、無名の貧しい画工が主として庶民の家庭を回り、日常生活の場を彩るために描いた親しみの多いものです。 美術的な流派もなく民間の絵心のある画工の自由な仕事ですから、全ての人を包むような美しさを湛えています。 |
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