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企画展「ざるとかご」 平成28年6月10日(金)〜10月2日(日) |
このたび倉敷民藝館は「ざるとかご」と題しました企画展を開催いたします。
この展覧会には、日本のみならず世界各地の編組品(へんそひん)を展示いたします。 編組品とは、竹や蔓(つる)、樹皮などを編んだり組んだりして作られた生活用具を さします。米とぎざる や そばざる、豆腐かご、手提かごなど、普段の暮らしの中の 道具をはじめ、箕(み)(穀物を入れて振り、実と殻をふるい分けるのに使われる道具) といった農具や びく といった漁具などがあります。これらは地域の暮らしや用途に そった素材を使用し、使いやすい形に美しく作られています。 倉敷民藝館初代館長 外村吉之介は編組品の収集に特に力を入れており、日本各地の 所蔵品はもとより、アジア・アフリカ・ヨーロッパなど世界各地に及びます。外村は 広島県府中のめかごやスイスの手提篭を持って、来館者の方に用の美の話をしておりました。 館内には世界のかごを展示している常設展示室が1部屋ありますが、今回は更に企画展示室 3部屋を使って約200点の所蔵品を展示いたします。 |
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