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特別企画展 −布志名舩木窯の魅力−舩木研兒遺作展 平成28年12月9日(金)〜平成29年6月4日(日) |
このたび倉敷民藝館は −布志名舩木窯の魅力−
舩木研兒遺作展 と題しました特別企画展を開催いたします。 島根県松江市玉湯町布志名 宍道湖南岸の湖畔にあり、 約170年の歴史を持つ布志名(ふじな)舩木(ふなき)窯(がま)の特徴は、 白釉(はくゆう)、淡黄釉(たんこうゆう)、黄釉(きぐすり)、緑釉(りょくゆう)、 鉄釉(てつゆう)などの色彩や、スリップウェアの技法などにあります。 布志名舩木窯の五代目 舩木研兒氏(1927〜2015)は 昭和25年(1950年)に浜田庄司氏に師事、日本民藝館賞を受賞されました。 昭和42年(1967年)に渡英、バーナード・リーチ氏及びデビット・リーチ氏の 窯場にて研修され、本格的にスリップウェアの技法を取り入れられました。 岡山天満屋、日本橋三越、赤坂グリーン・ギャラリー、大阪阪急百貨店など 日本各地での作品展をはじめ、イギリスのビクトリア・アルバート・ ミュージアムへのパブリックコレクションや、ウィーン民族博物館、 ロンドン、ロスアンゼルスでの作品展示など、国内外で活発な活動を行われました。 この特別企画展は、舩木研兒氏の大鉢やピッチャー、スリップウェア等を一同に 展示する当館におきましては初の試みとなります。この機会にぜひ足をお運び下さい。 |
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