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企画展 「泥絵」
会期:2025(令和7)年9月9日(火)〜2025(令和7)年11月30日(日) 
※10月28日(火)〜11月3日(月・祝)は展示即売会 倉敷本染手織会作品展開催のため、展示物はすべて撤収いたします。
なお、会期中の展示替えはございません。

泥絵とは、江戸時代後期から明治時代にかけて、安価な泥絵具を用いて紙に描かれた絵画のことを指します。泥絵はどれも無名の画工によって描かれており、画工たちは建物や人物の描写を簡略化することで、同一の絵を量産し、町民や旅人が気軽に購入できる土産物として販売していました。
多くの泥絵がオランダや中国から入ってきた透視図法を意識して描かれていることも特徴で、特に江戸の大名屋敷を描いた泥絵では、和風の題材でありながらも独特な遠近感が強調され、異文化の融合によって生じた表現のかたちを見ることができます。

 本企画展では、倉敷民藝館が所蔵する泥絵10点と合わせて、泥絵と同じく無名の画工によって描かれた、江戸時代のガラス絵2点を展示予定です。倉敷民藝館所蔵の泥絵を一同に展示するのは初の試みとなります。
この機会にぜひ泥絵の魅力をお楽しみください。


企画展「ゆかいな食卓」<同時開催>

会期中の催事

企画展リーフレット表(PDF)
企画展リーフレット裏(PDF)



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